楽しくより良く生きるために

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人生の終わりに備えて身の周りを整理する「終活」をする方が増えてきました。一方で「何をしたらいいのか、わからない」「人生の終わりについて考えるなんて気が進まない」という方もいるかもしれません。しかし、実際に終活をしている方たちはいたって前向きです。自分のため、家族など大切な方たちのために、少しずつ準備をしているのです。

今まで考えてもみなかったこと、面倒で放っておいたこと、当たり前すぎて見落としていたことなど、いろいろなことに向きあい、じっくり考える方も多いようです。そうしながら、今まで生きてきた道のり、そして、これから先の人生について見つめなおしていく。終活は、『今とこれからを、より良く生きるための活動』といえるでしょう。

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葬儀やお墓、仏壇のこと、相続、保険、不動産など財産に関すること、生活品の整理について、介護施設のことなど、終活の内容はとても幅広いです。家族の絆を深めるために「家族写真」を撮る方、その際に自分の伝えたいことを若い世代に残す方もいます。自分の納得のいく「遺影写真」を撮っておく方も増えています。

あなただったら、どんな終活をしたいと思うでしょう。〇〇では、「終活についてのさまざまな情報を、正確に、わかりやすく、役に立つ形」で紹介しています。みなさまの疑問やお悩みにお応えする、お手伝いができれば、うれしく思います。

まずは!できることから

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終活としてあげられる内容はいろいろありますが、できることから考えていきましょう。まず第一歩としてご自身の終活についてまとめてみましょう。おすすめの方法としては「エンディングノート」を作成することです。

【自分オリジナルエンディングノートの作成】

項目ごとにポイントを解説します。

  1. 自分のことについて
  2. 身の回りのことについて
  3. 自分の資産について
  4. 家族や友人について
  5. 介護や医療について
  6. 葬儀やお墓について
  7. 遺言書について

自分のことについて

まずは、自分の情報について書いていきます。必要な情報としては、本籍地・住民票コード・マイナンバー・働いていれば勤務先の情報について書いておきましょう。また、保険証やパスポートなどの身分証明書が保管してある場所についても書いておくと、さまざまな手続きをスムーズに進められるようになります。ただし、重要な内容を記載した場合には、ノートを紛失したり他人に見られることがないように情報管理をしっかりと行うようにしましょう。

身の回りのことについて

自分の身の回りについては、自分がふだん利用していたサービスや、ペットの情報などについて書きます。まずは利用していたサービスについて見ていきましょう。

利用していたあらゆるサービスについて書く

自分がふだん使っているサービスについて、わかる範囲ですべて書いていきましょう。例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 食材やサプリメント、浄水器などの定期購入サービス
  • インターネットサービス
  • 登録中のSNSやショッピングサイト
  • スポーツクラブや習い事
  • クレジットカード情報を登録しているショッピングサイトなど

利用しているサービスについては、スムーズに解約手続きができるように、必要な情報を書いておきましょう。なお、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に関しては、アカウントを削除するか残しておくか、投稿してほしいメッセージはあるかなども書いておくことがおすすめです。

ペットの情報も忘れずに

残されたペットを、遺族が管理することになったときのために、ペットの情報についても忘れずに書いておきましょう。ペットの情報は、ペット保険やかかりつけの動物病院、予防接種や投薬の予定など、必要な情報はもれなく書いておくことをおすすめします。とても繊細なことなので、お世話を引き継ぐ方の立場や気持ちにも配慮して、わかりやすく明確に伝えるようにしましょう。

自分の資産について

財産分与に関することを書くなら、公正証書遺言に書いておくことがおすすめです。エンディングノートでは、おもに、自分がどのような資産をどのくらい持っているかを、家族に知ってもらうために、自分の財産について書きます。以下のような、自分が所有するあらゆる財産について書いておきましょう。

  • 預貯金
  • 金融資産
  • 貸金庫
  • 貸出金
  • 借入金(ローン)
  • 年金
  • 資産価値のある貴金属

なお、銀行口座の暗証番号やクレジットカード番号などの重要な情報は、エンディングノートが紛失してしまった場合、不正利用される恐れがあるため、書かないように注意してください。

家族や友人について

万が一のときにスムーズに連絡ができるように、家族や友人の連絡先をまとめておきましょう。連絡をする際の優先度や、相続順位などについても書いておくことをおすすめします。

介護や医療について

まず、介護についてですが、希望する介護施設があれば書いておきましょう。とくに希望する介護施設がなければ、どのようなタイプの介護施設がいいか、大まかな希望を書いておくことがおすすめです。また、医療については、自分のかかりつけの病院情報や、持病、常用薬などについて書きましょう。万が一のことがあったときに、病名や余命について告知してほしいか、延命処置は希望するか、ドナー登録はするかなどの希望も書くことをおすすめします。

葬儀やお墓について

自分の最期をどのように過ごしたいか、どのようにしてほしいかを書きます。お葬式の内容や供養の方法、遺影写真として使ってほしい写真などの希望を書いておくことで、スムーズに葬送が進められるようになります。また、喪主になってほしい人や、葬儀に呼んでほしい人なども書いておくと、のこされる方が迷いなく進められるようになりますのでおすすめです。

遺言書について

まず、遺言書の有無について書きましょう。遺言書がある場合は、遺言書を保管している場所、遺言書の種類について明記します。また、遺言書を専門家に相談して書いた場合は、万が一のことも考え、専門家の連絡先も明記することをおすすめします。

終活無料アドバイスはベイハウスサービス

エンディングノートには、法的な拘束力はないため、最終的な判断は遺族に任せるという方針で書いていきましょう。言い切りや限定的な表現を多く用いるよりも、希望として記しておくくらいのほうが受入れられやすくなります。もし、財産分与などで、自分の希望通りにしてほしいのであれば、必ず遺言書を残すようにしてください。あくまでも、エンディングノートは、あなたがどのようにしたいかという希望を書くノートです。そして、残された遺族の負担を減らすためのノートでもあります。

エンディングノートを書くことは、気が重たくなることもあるでしょう…。できるだけ前向きな気持ちで作業にのぞみ、軽くも重くもその時間を通して人生を振り返ることは、きっとこれからをどう楽しく生きるかに繋がることと思います。そして、いつか訪れる最期の時を悔いなく迎えるために、まずは終活の一環としてエンディングノートについて考えてみるというのはいかがでしょうか。

終活アドバイスはなんと無料です。終活の大部分は生前整理となります。終活アドバイスと合わせて生前整理をお願いしたい場合、「遺品整理・生前整理」を参照してください。弊社には、経験豊かな終活アドバイザ―が在籍しております。ご相談は無料です。先ずは、お気軽にご相談ください。